しがない高校生の雑多ブログ

鉄道、カメラとか色々の備忘録のような何か

レンズ紹介 Carl Zeiss planar T* 1.4/50

怠慢な写真生活にほんの少しのスパイスを。

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・基本スペック

詳しくは公式HPを。

”かの”Zeissレンズです。金属のひんやりとした質感、絶妙な重さのフォーカスリング、どこを取っても最高です。

・実写

まずは画質面から。

F1.4

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F2.8

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​F5.6

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以下実写です。

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F1.4です。限りなく薄いピント面の中に夢が詰まっている…と思いませんか??

 

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F2.8まで絞れば現実に戻ってきます。2000万画素では到底足りません()

 

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 絞り込めば遠景でも十分な描写です。やっぱり高画素機が欲しくなりますね…()

 

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太陽が画面内に入る構図です。光条は綺麗に出て、フレアはしっかりと抑えられています。Zeiss T*コーティングの恩恵なのでしょうか?

 

・総評

このレンズの魅力は画質だけでない「二面性」、そして道具としての「美しさ」ではないでしょうか。画質至上、カメラの自動化が当たり前な今の時代だからこそ、Zeissはその真価を発揮できるのだと。開放の甘美な描写と絞ったときのキレ。生半可な者を拒むかのような精緻なフォーカシング。一生を費やして己がレンズに育てられるかのような一本です。そしてここがZeiss沼への入り口。もう戻れません。